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パーソナルトレーニングの内容【ダイエット】

  • 執筆者の写真: NAOKI TAMURA
    NAOKI TAMURA
  • 2022年4月5日
  • 読了時間: 6分

パーソナルトレーナーをしていて一番よく希望される内容が「ダイエット」です。


今回は「実際にどうしているのか」という、パーソナルトレーニングの中身について書いていこうと思います。


ここで書くのは実際に僕がしているパーソナルトレーニングの内容と、ダイエットに関する考え方などを書いていこうと思います。


基本的には運動と食事についてですが、「また食事か」などと言わず、最後まで読んでいただけると幸いです。


やっぱり運動と食事


ダイエットの基本は「運動と食事」です。

またか!聞き飽きたよ!などと言わず、もう少しお付き合いください。


トレーナーとして、ダイエットを希望する人に対して一番考えることは「安全」と「健康」です。

一応、希望があれば流行りのダイエットなども組み込みながらすることもありますが、基本は今回説明するものです。


勘違いされがちですが、ダイエットで目指すのは「ダイエット後の方が健康な身体」です。


つまり、以前よりも代謝がよく、ホルモンバランスが良く、身体もよく動く、そんな状態です。

ですので、食事を普段の状態に戻してもリバウンドはしにくいですし、身体が健康なのでプライベートも充実する、そんな状態を目指すのが「ダイエット」です。


ボディメイクの大会目的で来られる方は別ですよ?あれは「減量」なので。笑


運動:筋トレと有酸素が大切

有酸素運動:そもそもなぜ有酸素運動がダイエットにいいのか

筋トレ:有酸素運動では得られないもの

運動:筋トレと有酸素が大切


運動は健康な身体を作るのに必要なことです。

その効果と理由について理解を深めることで、より楽しくダイエットを行うことができます。


さあ、運動です。


僕のパーソナル、というか、科学的に見て、結局のところ運動と食事によるダイエットが一番です。

僕は流行りのダイエットも、ちょっと変わったダイエットも否定はしません。

むしろそれで楽しく目標を達成できるならいいことですし。


ただ、理解してほしいのは「メインは運動と食事のダイエット、サブとして色々あるよ」ということです。


果物だけ食べるのも、断食も、なんか流行りの〇〇だけダイエットも、その大前提として、基本的な運動と食事習慣というものがあります。


特に運動は「ウォーキング」だけしていればいいという人もいますが、歩くことだけしかできない人以外はもう少しハードにしたほうがいいです。

(重度の糖尿病とか、過体重すぎて筋トレもできないとかね)


では、その運動の効果ですが、大きく分けて「筋トレ」と「有酸素」があります。

これはできるならどちらもしたいです。


どちらかしかできないのなら、僕のパーソナルでは筋トレを優先しています。




有酸素運動:そもそもなぜ有酸素運動がダイエットにいいのか


筋トレの話の前に、有酸素運動の話をしましょう。


そもそもなぜ「ダイエット=有酸素運動」となったのか。


これを一から説明してもいいですが、結論から言うと、「有酸素運動は直接脂肪をエネルギーにしているから」です。


人は生きているからには何かしらエネルギーを消費しています。

この時、エネルギーの材料として脂肪を利用しているのが「有酸素運動」。


とは言っても、10段階の「楽〜かなりきつい」と言う指標で言うと「1〜5」くらいの楽〜やや楽くらいの運動です。


こういう時の説明が難しいのですが、今このブログを読んでいる時に心臓を動かしているのも有酸素運動の一つです。


つまり、ハードでない運動をしているときは脂肪をエネルギーにして人は生きています。

そして、走ったりすることでより多くのエネルギーを使うことになるので、「じゃあ脂肪ももっと燃えるんじゃね?」と考えるわけです。


これはもちろん正解です。


ちなみにハードすぎる運動や無酸素運動では脂肪は直接は燃えていません。

燃えているのはクレアチンリン酸やグリコーゲン(覚えなくていいですよ)。


走れば走るほど脂肪を燃やしてエネルギーにするから、有酸素運動=ダイエットという考えが生まれ、定着したわけです。


「じゃあ走ればいいのね!わかった!」

少々お待ちください。


それだけでは早とちりというもの。

次に「なぜ筋トレか」について説明しますね。




筋トレ:有酸素運動では得られないもの


タイトルの通りです。

有酸素運動には有酸素運動のいいところが、そして、悪いところもあります。


有酸素運動は脂肪をエネルギーにしますが、実は筋肉もエネルギーにしてしまうのです。

つまり筋肉がなくなります。


これはスリムになるとかそういう意味ではないですよ。


筋肉は多ければ多いほどエネルギーを必要とします。

つまり本を読むだけでも、筋肉が多い人の方がエネルギーを使用しています。


さあ、筋肉のないAさんと、筋肉のあるBさんが同じラーメンを食べたなら、どちらが太りにくいといえるでしょうか。

そうですBさんの方が太りにくいですね。


もちろん体質とか色々ありますから、「私は太らない体質なのー」という人は存在します。

(羨ましいですね)


そんな話は置いといて。


最初に書いたことを覚えていますか。

ダイエットは、ダイエット前より健康な身体になることという言葉ですね。


これを実現するにはどうしたらいいか、食事を前と同じに戻してもリバウンドしないようにするにはどうすればいいか。


答えは「筋肉」です。


冗談じゃないですよ?

専門的な話をすると、細胞内のミトコンドリアの数が多く、安静時カテコールアミン濃度が高い状態であれば、結構痩せやすい体質と言えます。


何言ってるかわからないままでいいです。


大事なのは「筋トレをするとそれらが手に入る」ということです。


あとはダイエット希望の方は体重が大きい方も多いので、走ると怪我することもあるために筋トレを選んだりします。


ちなみに何もダンベルやバーベルじゃないといけない!なんてことはありません。

体重が大きい方でしたらプールとか実は最高なんですよ。


ただ、一般の施設やジムでプールを占領することもできないので、現実には難しいことから、スクワットや筋トレのマシンを利用することがあります。


そしてその筋トレで大事なのが「ややきつい」という強度で行うこと。


スクワットができなくなる一歩手前ですね。

そうなると、10回3セットや20回3セットということになるわけです。


実は回数やセット数、インターバル(僕の場合は速度も)まで考えられているんですよ?


トレーナーの気持ちとしては

『あぁ!今成長ホルモンやテストステロンが出ている!あと3回!あと3回したら筋肉に反応が起きて運動後過剰酸素消費までいける!』(←心の声)

「あと3回頑張って!」


と言っているわけです。

何もいじめたくて無理を言っているわけではないんですよ?

全てに理由があります。

(理由を聞いても答えられないトレーナーはたまにいますが)


食事まで書こうと思ったのですが、文字数も多くなってきましたので、今回はこの辺で終わりにしておきます。

また機会があれば食事編も書こうかなと思います。

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